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IMPLANT

インプラント

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工の歯の根を埋め込み、その上に被せ物を取り付ける治療です。自費診療で、外科手術を伴います。ブリッジ・入れ歯と比べたうえで、検査をしてから治療ができるかを判断します。

歯を失ったときの治療法の違い

歯を失った部分を補う方法は、ブリッジ・入れ歯・インプラントの3つです。それぞれに利点と欠点があり、お口の状態とご希望によって合う方法が変わります。当院では、3つの方法をご説明したうえで選んでいただきます。

方法仕組み利点欠点保険
ブリッジ両隣の歯を削り、橋渡しの被せ物を付ける固定式で違和感が少ない。治療期間が短い(2〜4週間)健康な両隣の歯を削る。支える歯に負担がかかる使える(条件あり)
入れ歯取り外し式の人工の歯を、バネや吸着で固定する歯をほとんど削らない。多くの歯を失っても対応できる違和感や噛みにくさが出ることがある。毎日の取り外しと手入れが必要使える(自費の入れ歯もあり)
インプラント顎の骨に人工の歯の根を埋め、被せ物を付けるほかの歯を削らない。固定式で、自分の歯に近い感覚で噛める外科手術が必要。治療期間が長い(3〜6か月以上)。費用が高い。全身の状態によってはできない使えない(自費)

治療を慎重に判断する必要がある方

次に当てはまる方は、治療ができない場合や、治療前にかかりつけの医師との相談が必要な場合があります。問診票に必ずご記入ください。

  • 血糖のコントロールが十分でない糖尿病の方
  • 骨粗しょう症などで、骨に作用するお薬(飲み薬・注射)を使っている方
  • 心臓病・高血圧などで治療中の方、血液をさらさらにするお薬を飲んでいる方
  • 喫煙されている方(インプラントと骨が結合しにくく、治療後の炎症も起こりやすくなります)
  • 重い歯周病が治療されていない方
  • 妊娠中の方、顎の骨の成長が続いている10代の方

治療の流れと期間(通院6〜10回・3〜6か月)

  1. ご相談約30分

    歯を失った経緯やご希望を伺い、ブリッジ・入れ歯・インプラントの違いをご説明します。相談だけの場合は、通常の診察料(保険診療)のみです。

  2. 検査・診断1〜2回

    歯科用CTで骨の厚み・高さ・神経の位置を確認し、全身の状態を伺います。治療計画・期間・費用・リスクを書面でご説明します。

  3. 事前の治療必要な場合

    むし歯・歯周病があれば先に治療します。骨が足りない場合は骨造成を行います。

  4. インプラントの手術1回・約60〜90分

    局所麻酔をして、インプラント体を埋め込みます。手術中は血圧・脈拍を測る機器を付けます。1〜2週間後に抜糸します。

  5. 骨との結合を待つ期間2〜6か月

    インプラントと骨が結合するまで待ちます。下顎は2〜3か月、上顎は4〜6か月が目安です。この間は、必要に応じて仮の歯や入れ歯を使います。

  6. 被せ物の型取り・装着2〜3回

    土台を取り付け、セラミックの被せ物を作って装着します。

  7. メンテナンス3〜4か月ごと

    インプラントを長く使うために、定期的な検査とクリーニングを続けます。

料金と期間・回数・リスク(自費診療)

1本あたりの総額の目安は、検査・診断22,000円+手術220,000円+被せ物110,000円=352,000円(税込)です。骨造成が必要な場合は別に費用がかかります。

インプラントの検査・診断(CT撮影を含む)

22,000円(税込)

1回

治療内容
歯科用CTの撮影、型取り、全身の状態(持病・服薬)の確認、治療計画の作成とご説明を行います。
期間・回数
通院1〜2回
主なリスク・副作用
CT撮影でわずかなX線を浴びます(妊娠中の方は撮影しません)。検査の結果、インプラント治療が難しいと判断し、ほかの治療法をご提案する場合があります。

インプラント埋入手術

220,000円(税込)

1本

治療内容
局所麻酔をして、顎の骨にチタン製のインプラント体(人工の歯の根)を埋め込みます。手術時間は1本あたり約60〜90分です。
期間・回数
手術1回+抜糸1回。その後、骨と結合するまで2〜6か月待ちます
主なリスク・副作用
手術後に腫れ・痛み・内出血が出ることがあります。まれに神経の損傷による唇やあごのしびれ、上顎洞(鼻の横の空洞)の炎症が起こることがあります。骨とインプラントが結合しない場合は、取り除いて再手術が必要になることがあります。糖尿病・喫煙・骨粗しょう症のお薬などは治療の経過に影響することがあります。

インプラントの被せ物(上部構造)

110,000円(税込)

1本

治療内容
骨と結合したインプラントに土台を取り付け、セラミックの被せ物を装着します。
期間・回数
通院2〜3回
主なリスク・副作用
噛む力でセラミックが欠けることがあります。歯みがきや定期的なメンテナンスが不十分だと、インプラント周囲炎(歯周病に似た炎症)が起こり、周りの骨が減ることがあります。

骨造成(骨が足りない場合)

55,000〜165,000円(税込)

1部位

治療内容
インプラントを入れる部分の骨の幅や高さが足りない場合に、骨補填材などを使って骨を増やします。範囲と方法によって費用が変わります。
期間・回数
手術1回。骨が安定するまで4〜6か月の期間が追加になります
主なリスク・副作用
通常のインプラント手術より腫れ・痛みが強く出ることがあります。骨が計画どおりに増えない場合があります。

インプラントの定期メンテナンス

5,500円(税込)

1回

治療内容
インプラント周りの歯ぐきの検査、噛み合わせの確認、専用の器具でのクリーニングを行います。3〜4か月ごとをおすすめしています。
期間・回数
1回約30〜45分
主なリスク・副作用
メンテナンスを続けていても、体調や歯みがきの状態によって炎症が起こることがあります。

料金はすべて税込(2026年10月時点)の標準的な費用です。お口の状態によって変わることがあり、自費診療は始める前に治療内容と費用を書いた見積書をお渡しします。お支払いは現金・クレジットカード・電子マネー・QRコード決済をご利用いただけます。ご不明な点はお電話(0942-00-0000・診療時間内)またはチャットでお問い合わせください。

治療後のメンテナンスと注意

インプラントはむし歯にはなりませんが、周りの歯ぐきと骨に炎症が起こる「インプラント周囲炎」になることがあります。進むとインプラントを支える骨が減り、インプラントが揺れたり、取り除く必要が出たりします。毎日の歯みがき(歯間ブラシ・フロスを含む)と、3〜4か月ごとのメンテナンスを続けてください。

手術当日は、激しい運動・飲酒・長時間の入浴を控えてください。腫れは2〜3日目が最も強く、1週間ほどで落ち着くことが多いです。痛み止めと抗菌薬をお出しします。強い痛み・出血が続く場合は、お電話ください。

インプラントのよくある質問

相談だけでも大丈夫ですか?

大丈夫です。ご相談の日に治療を決める必要はありません。ブリッジや入れ歯との違いをご説明し、検査を受けるかどうかも、持ち帰って考えていただけます。

手術は痛いですか?

手術は局所麻酔をして行います。麻酔が効いている間は、押される感覚はありますが、痛みは抑えられます。麻酔が切れた後の痛みや腫れには、痛み止めをお出しします。痛みの感じ方には個人差があります。

インプラントは何年もちますか?

お口の清掃状態、噛み合わせ、喫煙、全身の健康状態によって大きく変わるため、一概には言えません。長く使っていただくためには、メンテナンスを続けることが大切です。

何歳まで治療できますか?

年齢の上限はありませんが、全身の状態と骨の状態、今後のメンテナンスに通えるかを含めて判断します。ご高齢の方には、入れ歯との組み合わせなど、手入れのしやすい方法をご提案することもあります。

医療費控除は使えますか?

インプラント治療は、医療費控除の対象になります。1年間(1月〜12月)にご家族で支払った医療費が10万円(所得が200万円未満の方は所得の5%)を超えた場合、確定申告で控除を受けられます。領収書を保管してください。

ご予約・ご相談は、お電話またはチャットで

初めての方も、お電話(診療時間内)またはチャット(24時間受付)からご予約いただけます。痛み・腫れ・出血など、お急ぎの症状はお電話でご相談ください。当日の空き状況をお伝えします。

診療時間:月・火・木・金 9:00〜13:00/14:30〜19:00、土 9:00〜13:00/14:00〜17:00(休診日:水曜・日曜・祝日)

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