親知らずは抜いたほうがいい?
親知らずは、一番奥に10代後半〜20代に生えてくる歯です。すべての親知らずを抜く必要はありません。レントゲン(必要に応じて歯科用CT)で、生え方と神経の位置を確認してからご説明します。
| 抜歯をおすすめすることが多い場合 | 残して様子を見ることが多い場合 |
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腫れや痛みが強いときは、麻酔が効きにくいため、まず薬で炎症を抑えてから日を改めて抜歯します。
抜歯の流れ
検査・ご説明1回
レントゲン・歯科用CTで生え方と神経の位置を確認し、抜歯の方法・所要時間・起こりうる症状をご説明します。抜歯の日は別にご予約をお取りします。
抜歯約15〜60分
局所麻酔をして抜歯します。まっすぐ生えた上の親知らずは15分ほど、骨に埋まった下の親知らずは、歯ぐきを開いて歯を分割するため45〜60分ほどかかります。
消毒・経過の確認翌日〜数日後
傷の治り具合を確認します。
抜糸約1週間後
縫った場合は、1週間ほどで糸を取ります。
費用の目安(保険診療・3割負担)
| 内容 | 3割負担の目安 |
|---|---|
| まっすぐ生えた親知らずの抜歯(1本) | 約1,000〜2,000円 |
| 骨に埋まった・横向きの親知らずの抜歯(1本) | 約3,000〜5,000円 |
| 歯科用CT撮影 | 約3,000円 |
| 痛み止め・抗菌薬 | 数百円〜 |
初診の方は、別に初診料と検査・レントゲンの費用がかかります(約3,000〜4,000円)。
抜歯後の注意
- ガーゼを30分ほど噛んで、血を止めてください。唾液に血が混じるのは、翌日くらいまでよくあることです。
- 強いうがいは、傷口をふさぐ血のかたまりが取れる原因になるため、当日は控えてください。
- 当日は、激しい運動・飲酒・長時間の入浴を控えてください。
- 麻酔が切れる前に、お出しした痛み止めを飲んでください。抗菌薬は飲み切ってください。
- 下の親知らずの抜歯後は、2〜3日目に腫れが最も強くなり、1週間ほどで落ち着くことが多いです。内出血で頬が黄色っぽくなることもあります。
- まれに、唇やあごのしびれ(神経への影響)、傷口の痛みが長引く状態(ドライソケット)が起こることがあります。強い痛みが続く場合はご連絡ください。
顎の痛み・口内炎・お口のけが
顎関節症(顎が痛い・口が開けにくい・音が鳴る)
顎の関節や噛む筋肉の痛み、口を開けると音が鳴る、口が開けにくいといった症状です。噛み合わせの確認、生活の中での注意点(頬づえ・片側噛み・食いしばり)のご説明、夜に使うマウスピースの作製などで症状の軽減を図ります。マウスピースは保険診療で作れます。
口内炎・粘膜の異常
2週間以上治らない口内炎、白い・赤いまだらな部分、しこりがある場合は、早めにご相談ください。必要に応じて、病院の歯科口腔外科へ紹介します。
お口のけが
転んで歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた、唇や舌を切ったなどのけがは、できるだけ早くお電話ください。抜けた歯は、根の部分を触らず、乾かさないように牛乳に入れてお持ちください。
病院へのご紹介
親知らずが神経に非常に近い場合、骨の深い所に埋まっている場合、全身麻酔や入院での抜歯が向いている場合、重い持病がある場合は、連携している総合病院の歯科口腔外科へ紹介状をお書きします。紹介先での治療の後、経過の確認や定期検診は当院で続けて受けていただけます。
口腔外科のよくある質問
親知らずを抜いた日に仕事に行けますか?
上の親知らずなど短時間の抜歯であれば、多くの方は当日もデスクワーク程度はできます。下の埋まった親知らずの場合は、当日と翌日は体を休められる日を選ぶことをおすすめします。
左右の親知らずを一度に抜けますか?
同じ側の上下2本を1回で抜くことはよくあります。左右両方を同じ日に抜くと、両側で噛めなくなるため、通常は日を分けます。
妊娠中でも親知らずを抜けますか?
腫れや痛みが出たときは、薬などで症状を抑える処置を中心に行い、抜歯は出産後をおすすめすることが多いです。妊娠を考えている方は、妊娠前に親知らずの状態を確認しておくと安心です。
血液をさらさらにする薬を飲んでいます。抜歯できますか?
多くの場合、お薬を続けたまま抜歯できます。お薬を自己判断でやめないでください。お薬手帳をお持ちいただき、必要に応じて、かかりつけの医師に確認してから抜歯の日を決めます。
ご予約・ご相談は、お電話またはチャットで
初めての方も、お電話(診療時間内)またはチャット(24時間受付)からご予約いただけます。痛み・腫れ・出血など、お急ぎの症状はお電話でご相談ください。当日の空き状況をお伝えします。
診療時間:月・火・木・金 9:00〜13:00/14:30〜19:00、土 9:00〜13:00/14:00〜17:00(休診日:水曜・日曜・祝日)